日本医科大学健診医療センター

Top >  子宮の病気 >  子宮後転

子宮後転

子宮後転症は、子宮膣部は正常な位置にありますが、子宮体部が膀胱の状態や直腸の状態(便がいっぱいであっても空であっても)に左右される事なく後傾して、さらに後屈している状態です。子宮の位置異常の中では一番頻度が高い症状です。多くの女性がこの症状を持っていると考えられています。

原因は、可動性子宮後転と癒着性子宮後転があり、可動性子宮後転は、子宮の発育不全や骨盤まわりの筋肉や靭帯の子宮支持組織の弱化や、神経支配の低下が考えられます。癒着性子宮後転の場合は、炎症や子宮内膜症で癒着が起こって位置を変えてしまいます。

症状は、腰痛、仙骨痛(骨盤の中央部)、下腹部痛、便秘、月経困難症、頭痛、全身の不調等の不定愁訴が出てきます。また、これが原因で、不妊や、流産が起きたりします。

治療は、可動性子宮後転は、骨盤周辺の筋力アップエクササイズと神経支配を改善するための骨盤、腰椎の調整をして、子宮の位置が改善するように操作します。癒着性子宮後転の場合は、癒着部をはがす処置と子宮内膜症に対しての治療が優先されます。

関連エントリー

子宮復古不全アッシャーマン症候群子宮留膿症子宮留血症子宮無形成子宮傍結合組織炎(骨盤結合組織炎)子宮発育不全症子宮内反症子宮内外同時妊娠子宮断端がん子宮性無月経子宮弛緩症子宮後転子宮後傾症子宮後屈症子宮無形成子宮頸部強靭症子宮頚管裂傷子宮頚管無力症子宮頚管妊娠子宮頚管狭窄症(閉鎖症)子宮頚管炎子宮腔癒着症子宮筋層炎子宮下垂、子宮脱胞状奇胎子宮外妊娠流産と子宮の病気子宮肉腫機能性不正出血子宮腺筋症閉経と更年期障害子宮膣部びらん子宮内膜ポリープ子宮頚管ポリープ子宮体がん子宮頸がん子宮内膜症子宮筋腫


スポンサードリンク

更新履歴