胞状奇胎
絨毛性(受精卵の胚葉の異常な細胞分裂によって起きる疾患)の一つです。
原因は、絨毛の上皮が異常に増殖して、浮腫と退行変性のために、透明の液体が入った嚢胞を作ります。嚢胞は一連に連なっているため、調度、ブドウの房のように見えます。全胞状奇胎と部分胞状奇胎とに分類します。
症状は、「子宮の大きさが、妊娠の各周期で通常よりも大きいことが多い。」「妊娠の初期から不正出血がある。」「体調はすこぶる悪く、妊娠中毒症のような様相を呈します。」「20〜30%に、ルテイン嚢胞が存在します。」などが挙げられます。
診断基準は、超音波検査をして、嚢胞状の影が存在する事と、尿検査の尿中絨毛性ゴナドトロピンの値を検証して判断します。
治療は、手術療法を適用します。子宮内容除去術を行いますが、その後の経過を定期的に管理する事で、転移や再発を調べる事が重要になります。
