日本医科大学健診医療センター

Top >  その他の女性器の病気 >  卵巣奇形腫

卵巣奇形腫

卵巣奇形腫は、外胚葉・中胚葉・内胚葉に由来する異常繁殖した組織成分が原因の卵巣腫瘍です。

組織学的には成熟した組織からなる成熟型と、未熟で低分化の成分を含む未熟型とに分けられます。見た目では、嚢胞性と充実性とに分けることが出来ます。また腫瘍としては、良性と悪性に分類する事ができます。嚢胞性の腫瘍は成熟型で良性のことが多いです。充実性の場合は、未熟型で悪性度のある腫瘍である事が多いです。

類皮嚢胞腫と呼ばれる腫瘍は、卵巣腫瘍の全体の約30%程度の割合で、最も多く頻発する腫瘍です。症状は、主として外胚葉が由来である皮膚とその付属物が優先的に増殖した病態で、その中には皮脂や毛髪や歯に分化したものを含んでいます。未熟型の場合は、未熟な神経組織の存在によってその予後は変わってきます。

治療は、悪性度によって腫瘍核出術と呼ばれる方法や腫瘍側の卵巣の摘出手術が行われます。

関連エントリー

婦人科検診を受ける卵巣無発育(ターナー症候群)卵巣精上皮腫(身分化胚細胞腫)卵巣上体嚢胞卵巣奇形腫卵巣嚢胞卵巣出血卵巣炎卵管炎卵巣嚢腫バルトリン腺炎、バルトリン腺膿胞外陰悪性黒色腫外陰がん外陰掻痒症(がいいんそうようしょう)外陰炎膣炎乳がん卵巣がん


スポンサードリンク

更新履歴