子宮内反症
子宮底が陥没もしくは下垂反転して、裏表逆になってしまった状態です。つまり、子宮内膜が表側になり膣内または外陰部に露出してしまった状態です。
原因は、分娩時の強引な吸引、牽引または、強引な臍帯牽引、急産などが主な原因とされています。力任せの分娩によって、子宮が裏返ってしまいす。
症状は、胎盤剥離面から鮮血の出血と、腹膜の急激な牽引によって、広間膜内神経が伸展されることによる虚脱が主な症状です。
診断は、分娩後の出血が見られ、恥骨結合部のところで子宮を触診できない場合で、膣または外陰部に子宮が飛び出てきている状態です。さらにそこにあるべき外子宮口が見当たらない場合、子宮内反を認めます。
治療は、虚脱に対する治療と輸血を行い、子宮内膜部を消毒した後に整復を行って終了します。しかし、重症の場合は、開腹手術によって子宮を元の位置に戻す治療が必要です。整復が終了した後は、子宮が収縮するように薬物療法を開始します。
